★19-17 真夏のフェンウェイ激戦

dir_holy2008-09-15

2008年8月12日。
ニューヨーク。朝6時30分。
ボストン・フェンウェイパークへの
日帰り観戦に出発するため、
一眼レフ(Canon EOS Kiss X2)だけ
持ってホテルを出た。


AMTRAKに乗るため
ペン・ステーションに到着。
背番号なしのレッドソックスTシャツの
私に向って「ファッキン、ボストン」と
朝の挨拶をしてくれるヤンキース・ファンが数人。
楽しい一日のスタートです。
(もう慣れっこになっている)


午前11時に
ボストン・バックベイ駅に到着。
1年振りのボストンは
どんより曇っていて、
今にも雨が降ってきそうでした。
かなり肌寒く、
半そで・短パンの軽装で来たことを
ちょっと後悔。


しかし
“晴れ男”なので
その後、むちゃくちゃ快晴になりました。


今回はゲームを観るだけが目的なので
すぐにコープリーから
地下鉄に乗ってケンモアへ。


昼12時からの
フェンウェイ・ツアーに参加。
もう何度も参加しているので
見飽きている感もありますが
参加する度に、
フェンウェイパークの拡張・増築を
実感します。
この日は、一緒に参加したファンの中に
ガイドさん以上に
フェンウェイパークレッドソックスについて
やたら詳しいファンがいて、
質問コーナーで、かなり盛り上がりました。
もちろん、話題の中心は、ヤンキース・ネタ!


ブリーチャー・バーで昼食をとって
15時になったので
インターネットで予約していたチケットを
ピックアップするために
チケットブローカーのショップへ。


ブリーチャー席を安く購入
(これが大正解となりました)。
フェンウェイパークのチケット確保は
ホントに年々大変になってきました。


この日のゲームも
チケット完売になっていましたが
当日券は販売されるので
数時間並ぶ暇と体力があるならば
ブローカーを通さなくても買えるようです。


チームストアでお土産を選んだり、
GAME ONでビールを飲んでいるうちに
開場時間になりました。


「NATION'S WAY」こと
GATE C から中へ・・・・。


フェンウェイパーク
訪れる度に感動するし、どこをとっても
楽しいポールパークですが
とくに大好きなのが
ヨーキー通りの賑わいと
GATE C から入場した時の雰囲気です。


これぞ
オールド・スタイル。
昔ながらのポールパークという感じで
ひとつひとつのショップも
とても味わい深いデザインで
他の球場ではなくなってしまった
昔ながらのポールパークの面影が
時間が止まったかのように
そのまま残っています。


早めに入場したので
グランドでは
まだレッドソックスのバッティング練習が
行われていました。


外野席のすぐ前で
松坂がボール拾いをやっています。


フェンウェイパーク
レッドソックス・ファンたちは
どこの席でも熱狂的ですが
やはりブリーチャーが
一番楽しく盛り上がれる。


今回は
チケットが取れなかったので
結果的にブリーチャーになりましたが
数試合観戦できる時は
必ず1試合は
ブリーチャーを入れることにしています。


この日のゲームは
まさにブリーチャー観戦の楽しさを
存分に味わえるものになりました。


そのキッカケになったのが
斜め後ろに座ったレッドソックス・ファン
(ロブさんという男性)。
とにかくよくしゃべる、周りの人のことが
気になってしようがないというタイプで、
かつ、とても面白い。
すぐに自己紹介みたいなものが始まり、
ここの席の周りの20人くらいが
なんとなく顔見知りになった。


初回、オルティスの2打席連続の
3ランホームランが出るなどして
一気に10点が入る。
その度に、みんなで
ハイファイブ(ハイタッチ)していたので
その日に初めて会った人達ばかりなのに
おのおのが親しくなって、
なんだか皆で一緒に観戦に来ているような
雰囲気になっていった(まだ1回裏)。


レッドソックスの先発ピッチャーは
メジャー初登板のZink。


ホテルを出る時に
USA TODAYのスポーツ欄で
それを知った時には
「Zinkって誰だっけ?」と
すぐにはわかりませんでした。
よく思い出してみると
以前にダイゴさんのラジオ番組で
レッドソックスのマイナーに
もうひとりナックルポーラーがいて
日系アメリカ人だという話をしていたことを
思い出しました。


今のローテーション・ピッチャーは
これまでに全員のゲームを観ているので
今日の先発は誰でもよかったのですが
まさかZinkとは思いませんでした。


そのZink
メジャー初登板という大緊張の中
頑張って投げていましたが
テキサスも打者2順目になると
ガンガン打ち出して
5回もたずにノックアウト。


Zinkは、ここぞという勝負球で
ストレートを投げてしまうので
あらためて
ウェイクフィールドのナックルの凄さを
感じました。
ちょっと残念な結果でしたが
またメジャーのマウンドに
帰ってきて欲しいものです。
しかし、Zinkが打たれたことで
今夜はワンサイドゲームだろう
と思っていたゲームが
俄然面白くなってきてしまいました。


実は
大量得点が入ってしまったので
ブリーチャーは、
ますます和気あいあい、のんびりムード。
いい悪いは別にして
ゲーム観戦に集中力がなくなってきて
あちらこちらでビーチボールが
飛び交っている状態でした。
こうした光景は
西海岸のスタジアムではよく見ますが
東海岸では、あまりないので、
ちょっと意外でした。


この日が特別だったのが、
最近のフェンウェイは
これが普通なのかわかりませんが
小さなビーチボールが20個くらい
あちらこちらで飛び交っているスゴイ光景。
(誰かが大量に持ち込んだみたい)
ちょっとやりすぎの感がありましたが
ゲーム展開上、みんな楽しんでいました。


さらには
例の彼が周りに「WAVEやろうよ」と言い出し、
いきなり自分の席のイスの上に立ちあがって
大声で指示し出したのにはビックリ。


これまでにも
いろいろな球場の外野席で
プラカードをもったファンが前に出てきて
WAVEのキッカケをつくるのは
見たことがありましたが
ビール片手に
いきなり自分のイスの上に立ちあがって
始めようとするのなんてのは
初めてです。


でも
私も含めて周りが親しくなっていたので
みんな協力的で、みんなで一緒になって
キッカケをつくり、
何度目かに見事に
WAVEを起こすことができました。
結局、WAVEは
フェンウェイパーク
ぐるっと5周くらいもして
それが、自分たちが座っているところから
始まった(自分たちが起こした)と思うと
ちょっと感動的でした。


そんなこんなで
ゲーム以外のところで
大いに盛り上がっているうちに
なんと10点以上あった得点差が
いつの間にかテキサスに追いつかれ、
さらには逆転までされてしまった。
もう信じられない。


とにかく
レッドソックスもレンジャーズも
出てくるピッチャーが次々に打たれる。
ヒットがバンバン出て、得点もどんどん入る。
完全にそういうゲームの流れであり
誰もそれを止められないことが
見ている側でもよくわかります。


ブリーチャーでも
かなりのブーイングが上がりましたが
そのうち、ブーイングは止まり、
「レッツゴーレッドソックス」の
大声援に変わりました。
まるで甲子園球場高校野球のように
ひたすら連呼です。


私が座った
ブリーチャー席のすぐ目の前が
レッドソックスブルペン
マウンド上のピッチャーが打たれる度に
このブルペンから次のピッチャーが
走ってマウンドへ向かいます。
その度に
「行け〜、アーズマ」
「打たれるんじゃねーぞー、マニー(デルカーメン)」
「頼んだぞ、オカジマ」
という感じで
「レッツゴーレッドソックス」と一緒に大声援。
もう喉が痛いくらいでした。


そんな声援が届いてくれたのか、
岡島が8回表のレンジャーズの攻撃を
久々に無得点に抑える好投をしてくれたことが
ゲームの流れを変えました。


大量得点差から逆転されてしまった
鬱憤を晴らすかのように
8回裏レッドソックス攻撃前の
「スウィート・キャロライン」は
ものすごい絶叫系のノリ。
ブリーチャーでは、
ホントに全員が大声で歌っていました。


そして
大きな期待に応えてくれたユーキリスが
この日、オルティス同様に2本目となる
逆転3ランホームランをグリーンモンスターに
ぶち込んでくれて再度の大逆転。
なんと、これで19-16。
ブリーチャーは
文字通りに蜂の巣をつついたような
大騒ぎになりました。


この時には
ハイファイブどころか、
みんなで抱き合って喜び合いました。
さっきまで、まったく知らなかった人と
抱き合って喜び合うなんて、私も初体験。


レッドソックス・ファンだからこそ、
フェンウェイだからこそ、
ブリーチャーだからこそ、
この試合だからこそ(Zinkありがとう)、
そんなことを実感した瞬間でした。


大荒れの試合も
ついに9回。


もちろんマウンドに向かうのは
パベルポンしかいません。


7回くらいから
目の前で入念にアップを続けていた
パベルポンが全力で走ってマウンドへ向かいます。
この日最後の、そして最大の盛り上がりと大歓声。
もう言うことありません。


結局、1点をさらにとられましたが
19-17というアメリカンフットボールのような試合が
どうにか終了。


もう本当にクタクタ、お腹いっぱい、という感じ。
得点が入った時、ファインプレーやその他、
ハイファイブだけでも何回やったかわかりません。
手のひらが痛くなりました。


今年の夏は
この1試合しか見ることができませんでしたが
3試合分くらいの内容があるゲームに
大満足できました。


これでフェンウェイでの観戦は
12勝1敗。


昨年まで続いていた11連勝を
(昨年夏に)松坂に止められてしまいましたが
今回の劇的な勝利で
また連勝街道をスタートさせたいものです。

2008年8月12日。
ニューヨーク。朝6時30分。
ボストン・フェンウェイパークへの
日帰り観戦に出発するため、
一眼レフ(Canon EOS Kiss X2)だけ
持ってホテルを出た。


AMTRAKに乗るため
ペン・ステーションに到着。
背番号なしのレッドソックスTシャツの
私に向って「ファッキン、ボストン」と
朝の挨拶をしてくれるヤンキース・ファンが数人。
楽しい一日のスタートです。
(もう慣れっこになっている)


ちなみに
ヤンキースタジアムでは
メッツのTシャツを着ているだけで
かなり罵られます。
(これも、もう慣れっこになっている)


午前11時に
ボストン・バックベイ駅に到着。
1年振りのボストンは
どんより曇っていて、
今にも雨が降ってきそうでした。
かなり肌寒く、
半そで・短パンの軽装で来たことを
ちょっと後悔。


しかし
“晴れ男”なので
その後、むちゃくちゃ快晴になりました。


今回はゲームを観るだけが目的なので
すぐにコープリーから
地下鉄に乗ってケンモアへ。


昼12時からの
フェンウェイ・ツアーに参加。
もう何度も参加しているので
見飽きている感もありますが
参加する度に、
フェンウェイパークの拡張・増築を
実感します。
この日は、一緒に参加したファンの中に
ガイドさん以上に
フェンウェイパークレッドソックスについて
やたら詳しいファンがいて、
質問コーナーで、かなり盛り上がりました。
もちろん、話題の中心は、ヤンキース・ネタ!


ブリーチャー・バーで昼食をとって
15時になったので
インターネットで予約していたチケットを
ピックアップするために
チケットブローカーのショップへ。


ブリーチャー席を安く購入
(これが大正解となりました)。
フェンウェイパークのチケット確保は
ホントに年々大変になってきました。


この日のゲームも
チケット完売になっていましたが
当日券は販売されるので
数時間並ぶ暇と体力があるならば
ブローカーを通さなくても買えるようです。


チームストアでお土産を選んだり、
GAME ONでビールを飲んでいるうちに
開場時間になりました。


「NATION'S WAY」こと
GATE C から中へ・・・・。


フェンウェイパーク
訪れる度に感動するし、どこをとっても
楽しいポールパークですが
とくに大好きなのが
ヨーキー通りの賑わいと
GATE C から入場した時の雰囲気です。


これぞ
オールド・スタイル。
昔ながらのポールパークという感じで
ひとつひとつのショップも
とても味わい深いデザインで
他の球場ではなくなってしまった
昔ながらのポールパークの面影が
時間が止まったかのように
そのまま残っています。


早めに入場したので
グランドでは
まだレッドソックスのバッティング練習が
行われていました。


外野席のすぐ前で
松坂がボール拾いをやっています。


フェンウェイパーク
レッドソックス・ファンたちは
どこの席でも熱狂的ですが
やはりブリーチャーが
一番楽しく盛り上がれる。


今回は
チケットが取れなかったので
結果的にブリーチャーになりましたが
数試合観戦できる時は
必ず1試合は
ブリーチャーを入れることにしています。


この日のゲームは
まさにブリーチャー観戦の楽しさを
存分に味わえるものになりました。


そのキッカケになったのが
斜め後ろに座ったレッドソックス・ファン
(ロブさんという男性)。
とにかくよくしゃべる、周りの人のことが
気になってしようがないというタイプで、
かつ、とても面白い。
すぐに自己紹介みたいなものが始まり、
ここの席の周りの20人くらいが
なんとなく顔見知りになった。


初回、オルティスの2打席連続の
3ランホームランが出るなどして
一気に10点が入る。
その度に、みんなで
ハイファイブ(ハイタッチ)していたので
その日に初めて会った人達ばかりなのに
おのおのが親しくなって、
なんだか皆で一緒に観戦に来ているような
雰囲気になっていった(まだ1回裏)。


レッドソックスの先発ピッチャーは
メジャー初登板のZink。


ホテルを出る時に
USA TODAYのスポーツ欄で
それを知った時には
「Zinkって誰だっけ?」と
すぐにはわかりませんでした。
よく思い出してみると
以前にダイゴさんのラジオ番組で
レッドソックスのマイナーに
もうひとりナックルポーラーがいて
日系アメリカ人だという話をしていたことを
思い出しました。


今のローテーション・ピッチャーは
これまでに全員のゲームを観ているので
今日の先発は誰でもよかったのですが
まさかZinkとは思いませんでした。


そのZink
メジャー初登板という大緊張の中
頑張って投げていましたが
テキサスも打者2順目になると
ガンガン打ち出して
5回もたずにノックアウト。


Zinkは、ここぞという勝負球で
ストレートを投げてしまうので
あらためて
ウェイクフィールドのナックルの凄さを
感じました。
ちょっと残念な結果でしたが
またメジャーのマウンドに
帰ってきて欲しいものです。
しかし、Zinkが打たれたことで
今夜はワンサイドゲームだろう
と思っていたゲームが
俄然面白くなってきてしまいました。


実は
大量得点が入ってしまったので
ブリーチャーは、
ますます和気あいあい、のんびりムード。
いい悪いは別にして
ゲーム観戦に集中力がなくなってきて
あちらこちらでビーチボールが
飛び交っている状態でした。
こうした光景は
西海岸のスタジアムではよく見ますが
東海岸では、あまりないので、
ちょっと意外でした。


この日が特別だったのが、
最近のフェンウェイは
これが普通なのかわかりませんが
小さなビーチボールが20個くらい
あちらこちらで飛び交っているスゴイ光景。
(誰かが大量に持ち込んだみたい)
ちょっとやりすぎの感がありましたが
ゲーム展開上、みんな楽しんでいました。


さらには
例の彼が周りに「WAVEやろうよ」と言い出し、
いきなり自分の席のイスの上に立ちあがって
大声で指示し出したのにはビックリ。


これまでにも
いろいろな球場の外野席で
プラカードをもったファンが前に出てきて
WAVEのキッカケをつくるのは
見たことがありましたが
ビール片手に
いきなり自分のイスの上に立ちあがって
始めようとするのなんてのは
初めてです。


でも
私も含めて周りが親しくなっていたので
みんな協力的で、みんなで一緒になって
キッカケをつくり、
何度目かに見事に
WAVEを起こすことができました。
結局、WAVEは
フェンウェイパーク
ぐるっと5周くらいもして
それが、自分たちが座っているところから
始まった(自分たちが起こした)と思うと
ちょっと感動的でした。


そんなこんなで
ゲーム以外のところで
大いに盛り上がっているうちに
なんと10点以上あった得点差が
いつの間にかテキサスに追いつかれ、
さらには逆転までされてしまった。
もう信じられない。


とにかく
レッドソックスもレンジャーズも
出てくるピッチャーが次々に打たれる。
ヒットがバンバン出て、得点もどんどん入る。
完全にそういうゲームの流れであり
誰もそれを止められないことが
見ている側でもよくわかります。


ブリーチャーでも
かなりのブーイングが上がりましたが
そのうち、ブーイングは止まり、
「レッツゴーレッドソックス」の
大声援に変わりました。
まるで甲子園球場高校野球のように
ひたすら連呼です。


私が座った
ブリーチャー席のすぐ目の前が
レッドソックスブルペン
マウンド上のピッチャーが打たれる度に
このブルペンから次のピッチャーが
走ってマウンドへ向かいます。
その度に
「行け〜、アーズマ」
「打たれるんじゃねーぞー、マニー(デルカーメン)」
「頼んだぞ、オカジマ」
という感じで
「レッツゴーレッドソックス」と一緒に大声援。
もう喉が痛いくらいでした。


そんな声援が届いてくれたのか、
岡島が8回表のレンジャーズの攻撃を
久々に無得点に抑える好投をしてくれたことが
ゲームの流れを変えました。


大量得点差から逆転されてしまった
鬱憤を晴らすかのように
8回裏レッドソックス攻撃前の
「スウィート・キャロライン」は
ものすごい絶叫系のノリ。
ブリーチャーでは、
ホントに全員が大声で歌っていました。


そして
大きな期待に応えてくれたユーキリスが
この日、オルティス同様に2本目となる
逆転3ランホームランをグリーンモンスターに
ぶち込んでくれて再度の大逆転。
なんと、これで19-16。
ブリーチャーは
文字通りに蜂の巣をつついたような
大騒ぎになりました。


この時には
ハイファイブどころか、
みんなで抱き合って喜び合いました。
さっきまで、まったく知らなかった人と
抱き合って喜び合うなんて、私も初体験。


レッドソックス・ファンだからこそ、
フェンウェイだからこそ、
ブリーチャーだからこそ、
この試合だからこそ(Zinkありがとう)、
そんなことを実感した瞬間でした。


大荒れの試合も
ついに9回。


もちろんマウンドに向かうのは
パベルポンしかいません。


7回くらいから
目の前で入念にアップを続けていた
パベルポンが全力で走ってマウンドへ向かいます。
この日最後の、そして最大の盛り上がりと大歓声。
もう言うことありません。


結局、1点をさらにとられましたが
19-17というアメリカンフットボールのような試合が
どうにか終了。


もう本当にクタクタ、お腹いっぱい、という感じ。
得点が入った時、ファインプレーやその他、
ハイファイブだけでも何回やったかわかりません。
手のひらが痛くなりました。


今年の夏は
この1試合しか見ることができませんでしたが
3試合分くらいの内容があるゲームに
大満足できました。


これでフェンウェイでの観戦は
12勝1敗。


昨年まで続いていた11連勝を
(昨年夏に)松坂に止められてしまいましたが
今回の劇的な勝利で
また連勝街道をスタートさせたいものです。

★ドジャーブルーのマニー・ラミレス

dir_holy2008-08-03

スカパーで
ナショナルリーグ西地区
首位攻防戦
ドジャースVSダイヤモンドバックス
を見た。


そして
言うまでもなく
マニー・ラミレスドジャース・デビュー
となるゲーム。


ドジャー・ブルーのユニフォームに
身を包んだマニーの背番号は何と「99」。
ちょっとビックリ!


最初の打席は
初球を打ってショート・ゴロに終わったが
フェンウェイと同じような「マニー」コールを
聞くと不思議な感じがした。


ドジャースタジアム
クルマでしか行けない球場なので
(駐車場・渋滞の関係で)
3回くらいから観客が集まって
7回くらいにみんな帰ってしまうのですが
今日は
マニーの初打席では
ほぼ満員になっていました。


どこへ行っても
マニーの人気(話題性)が変わらない
ことだけは確かです。


今回のトレードは
ネーションにとっては
大騒ぎの出来事でしたが
2004年のあのノマーのトレードに比べたら
ある程度は予想、そして、覚悟できていたので
そして何よりも
マニー自身が望んでいたことだったので
衝撃とまでは思いませんでした。


しかし
マニーほど
相手ピッチャーにとって
怖いバッターはいないと思うし
マニーほど
いろいろな意味で
見ていてワクワクさせてくれる
選手もいないと思う。


レッドソックスから“華”がなくなり、
ドジャースには“華”ができた。


レッドソックスから“毒”がなくなり、
ドジャースには“毒”ができた。


ドジャース・ファンが
マニーのプレーで
大喜びしているシーンを見ていると
複雑な気持ちにもなります。


今年は
レッドソックスカブス
ワールドシリーズを期待していましたが
(かなり気が早いですが)
レッドソックスVSドジャースも見てみたい。
ドジャースのユニフォームで
フェンウェイに登場するマニーは
いったい、どんな受け入れ方をされるのか・・・
そんなことをつい想像していまいます。


何はともあれ
今回のトレードが
レッドソックスにとってもマニーにとっても
良かったものになって欲しいものです。

★Superflyの70’sな魅力

dir_holy2008-07-27

Superflyの
赤坂BLITZ(ツアー最終日)に
行ってきました。


赤坂BLITZでライヴを見るのは
10年ぶりくらいになります。


前回は
あのモトリー・クルー
赤坂BLITZ(もちろん昔のBLITZ)で行った
伝説的なライヴ。


あの時は
Aブロックのひと桁台のチケットを
手に入れていたので
オールスタンディングながら
前から5〜6列目をキープしていたところ
ライヴが始まるやいなや
殺人的にググッと一気に後ろから押されて
気づいた時には
何と最前列にいました。


そして
ライヴ中ずっと、
ニッキー・シックスのブーツを
目の前にしながら(たまに触りながら)
ライヴを楽しんだことが
昨日のことのように思い出されます。
とにかく、激しいライヴでした。


今回は
平日夜のライヴ。
仕事帰り、スーツ姿ということもあり
開演時間ギリギリに入場して
Bブロックの左側の壁に寄りかかりながら
のんびり楽しむことにしました。


私は
(偏見があるわけではありませんが)
邦楽はほとんど聴かないし
日本人アーチストのライヴとなると
学生時代に行った
ユーミンの苗場コンサートくらいしか
思い浮かびません。


そんな感じなのに
Superflyは、メジャーデビュー前から
とても気になる存在でした。


あのサウンド
どう聴いても60年代後半から70年代の
ロック黄金期のサウンドそのもの。


レッドツェッペリンローリングストーンズ、
ザ・フージミ・ヘンドリックス
ジャニス・ジョップリン・・・・


ここらへんのサウンド
(特にバンド・サウンド)には
後追い(の世代)だからこそ
憧れにも近い気持ちが強くあります。


ロックは
1977年のセックス・ピストルズの登場によって
それ以前のすべてのロックは
過去のものとして葬られてしまいます。


古いもの、カッコ悪いもの、ダサイもの、
に貶められました。


1977年を境に、紀元前・紀元後となってしまう。


※もちろん、
70’Sロックは、今では再評価されています。


Superflyは
私が愛する70’Sロックそのものです。


「愛をこめて花束を」の間奏で
いきなりハードロックしてしまうところなんて
笑ってしまうくらいに70’Sロックテイストです。


Superflyは最高 !


肝心のライヴは
もちろん最高に楽しめました。


早々と決定したアンコール・ツアーにも
行ってしまおうかな、と思ってます。


ライヴに行かれた人は
わかると思いますが
(ライヴで)あれだけ歌わされるとは
思いませんでした。
仕事も含めて
数多くライヴに行っている私でも
驚きました(なかなか楽しかったです)。


あのおかげで
「愛と感謝」の歌詞を
すっかり覚えてしまったのは
言うまでもありません。

Superfly〔DVD付〕

Superfly〔DVD付〕

★真のSAMURAI 野茂英雄

dir_holy2008-07-20

テレビや雑誌で
日本人メジャー・リーガーが
とり上げられる時に
よく使われるのか「サムライ」という言葉。


サムライ・メジャーリーガー
MLBサムライ
サムライ・・・・


でも、よく思うことですが
本当に


日本人メジャー・リーガー=サムライ


なのでしようか?
ということです。


やはり
「サムライ」は
孤高で、無口で、
絶対的な腕前があり、
真っ向から勝負を挑む、
そんなのが
MUST条件に感じます。


野茂英雄
まさにサムライでした。
サムライの中のサムライ。
唯一のサムライ。


プロ野球とか
メジャー・リーグとかいう
そんな、ちっちゃな範疇を超えて
坂本竜馬と双肩なくらいに
日本人の心に残っていく
そんな存在にさえ思えます。
(開国した偉人)


野茂がメジャーで初登板した
キャンドルステックパークのジャイアンツ戦を
ハラハラドキドキしながらテレビで見たのを
今でも、よく覚えています。


目の前で奇跡が起きているように思えました。
野茂が日本人の代表として
今、目の前で一人戦っているように感じて
胸が熱くなりました。


ちょうど
その頃はロサンゼルスへ頻繁に
遊びに行っていた時期と重なっていたので
今から思えば運よく
ドジャースタジアムでの野茂の先発ゲームを
4〜5試合は見ることができました。


あの頃のドジャース
本当に輝いていました。


海の向こうで
ドジャース
ビシバシ三振をとっていた
野茂がどれほど凄かったか
どれほど人気があったか


日本でも
その人気と加熱ぶりは
さんざん紹介されましたが
実際は
その何倍も、何倍も
本当に、スゴイものでした。


同じ日本人であることが
本当に誇りに思えました。


ただ自分が
日本人であるだけで
ロサンゼルス市内や
ドジャースタジアム
いろんな人から握手を求められました。
「Thank you !」とまで言われました。


イオニア、そして、真のサムライ


野茂は、本当に、スゴイ男です。
未来永劫、リスペクトされるべき存在です。


現在、数多くの日本人メジャー・リーガーが
誕生し、活躍していますが
野茂が、メジャー・デビューしてくれて
たった一人で戦ってくれていた
(まさに1球1球にワクワクドキドキした)
あの興奮は、もう二度と体験できないものに
違いありません。

★iPhone

昨日、世田谷では
一時、物凄い雨・風になりました。


朝から、真夏のような天気。
それが
文字通りに雲行きが怪しくなって
見る見るうちに
台風のような状況に・・・・。


たった30分くらいのことでしたが
ある意味では
ちょっと感動するくらいの光景でした。


すっかり、いい天気に戻った夕方
散歩がてらに
コーヒー豆を買いにニコタマに行きました。


そのついでに
ソフトバンクのショップへ寄ってみました。


テレビなどで見ていた
あのiPhone騒動がウソのように
いつも通りの穏やかな店内。


ダメ元で「iPhoneあります?」と
聞いてみると
「当店では、すでに完売しております」という
予想通りの返答。


「まぁ、しょうがないな」という
顔をしていると
店員さんのほうから
「次回の予約は受け付けておりますが・・・」
と言われたので
とりあえず16G・ホワイトを
予約してきました。


予約表を待っている時に
店員の女の子が
「これが実物のiPhoneです、いかがですか?」
と渡してくれました。


初めて触るiPhone
その操作性は、期待以上のものでした。


私は
ケータイは、ずっと
NOKIAスマートフォンを使っていて
すでに3代目になります。
機能、使い勝手、デザイン
どれをとっても申し分ありません。


しかし
iPhoneは、やはり魅力あります。
遊び心をくすぐられます。
今後のソフトに大きな可能性を感じます。


ただ
あたらしもの好き、
流行トレンドだからということではなく
求めていたものが
やっとカタチになってくれたから
ぜひ手に入れたいという感じ。


知り合いの何人かは
すでに手に入れていて
羨ましい限りですが
行列に並ぶ時間も体力もなかったので
仕方ありません。


(予約したショップから)
連絡が入るのを楽しみに待ちたいと思います。

★堂島ロール

dir_holy2008-07-06

噂の「堂島ロール」を
初めていただきました。


先着200名。
お一人様2本まで。
行列。
(ということらしい)


はたして
そのお味は・・・


美味しい搾りたての牛乳を
そのままクリームにしたような
ほんのりした甘さは
噂に違わぬ味でした。


ホントにおいしい


これだけの
フレッシュな美味しさを
出すためには
限定発売であったり
通販とかできないのも
納得です。


次は
いついただけるのだろうか・・・

★ニューヨーク・ジャズ・スポット smalls 

dir_holy2008-06-29

ニューヨーク。
グリニッチ・ヴィレッジ。
ミッドナイト。


ジャズ・バーは、
ここから、どんどん盛り上がっていく。


ヴィレッジ・バンガート、
ブルーノート
ニッカー・ボッカー・・・


このエリアには、
信じられないくらいに
数多くのジャズ・スポットが
集まっているので
いくらでもハシゴできる。


その中でも
一番“熱い”のが、
一番“落ち着く”のが
ニューヨーク・ジャズの
カッティングエッジ
「smalls」。


ニューヨークに行くたびに
ほとんど毎夜、
足を運んでしまう。


ヤンキースやメッツの
ナイトゲームを観戦した後、
ミュージカルを観覧した後、
マジソンスクエアガーデンで
ライヴを見た後、
ディナーの後、
カクテル・バーの後、
他のジャズ・バーの後、


エキサイティングな
ニューヨークの夜を締めるのには
smallsをおいて他にない


ちょうど日にちが変わる
深夜0時に
いつものように店に入る。


店長のミッチさんと
階段下で挨拶。
1ドリンク代を含んだ
カバーチャージを支払って中へ。


23時からのセッションが
まだ続いている。
深夜1時からのセッションは、
もっと遅い時間になるだろう。


この時間帯は
プレイする方も、聴く方も、
ジャズに心酔しているものばかり。


コロナ・ビール、
ジン・トニック、
マルガリータ(with solt)
オーダーするのは、
いつもこの3つ、この順番。


午前2時。


まだまだ夜を楽しみたいが
明日(今日)もあるので
店を後にする
(セッションは
午前4時まで続く)。


腹が減った。


24時間営業している
韓国料理か
ウクライナ料理の店にでも
行こうか。
それとも
チェルシー・パパイアで
極旨のホッドドッグでも
軽く食べようか。


ニューヨークの夜は、
クセになります。