★白のレイカーズ、白星!

dir_holy2008-06-17

昨夜は、
レッドソックス仲間での飲み会が
いつものパブでありました。


店内のモニターでは
ちょうどNBAファイナル第5戦が
流されていました(録画)。



日曜のホーム・ゲームなので
白ジャージのレイカーズ



当然ですが
レイカーズを応援しているのは私だけ。
他のみんなはセルティックス。
完全アウェー状態。



いつもは一緒になって
YANKEES SUCKのヤジで盛り上がっているのに
・・・・



(パブではじっくり見れなかったので)
帰宅してから
あらためてテレビ観戦スタート
すでに深夜1時・・・・



国歌斉唱の時に映しだされた
フィッシャーの気合いの入った表情に
今日のゲームはイケる、という雰囲気が
ヒシヒシと伝わってくる。



予想通りに
ゲーム開始から、レイカーズ
ガンガン得点する素晴らしい展開。



とくにコービーは、“キレキレ”状態。
スリーポイント・シュートを
ビシバシ決めてくれる。



第4Qは、本当にヒヤヒヤさせられて
思わず酔いが覚めてしまうくらいでしたが
見事にレイカーズが勝利。



見ごたえのある素晴らしいゲームでした。
これぞ
ライバル同士によるしのぎを削る戦いです。



これで
レイカーズの2勝3敗。
ホームでの3連勝は絶対条件だったので
かなりヤバイ状況には変わりありません。



でも、この1勝が
奇跡を起こしてくれると信じています。



レイカーズ
昨夜のゲームから
すでに(すべてのゲームを)第7戦目のつもりで
気合いを最大限にしてのぞんでいる。



大事な、大事な
第6戦と第7戦を戦うために
再びボストンへ乗り込みます。



セルティックスも
ここまで来て
負けるわけにはいかないでしょう。
死に物狂いです!



ボストンの街は
もう大変な事態になっていることと思います。
今はレッドソックスも二の次になっても仕方ない。



昨夜の飲み会でも話題になりましたが
ペイトリオッツが惜敗し(それもニューヨークに!)
これでセルティックスが負けて
悪い流れが
レッドソックスにまで影響されたら
とんでもないこと。



結果は、神のみぞ、知る。



3勝3敗での究極の第7戦を
見てみたい。



そのためには
明日の第6戦は
レイカーズが勝たなければ!


★レイカーズとセルティックスのファイナル

dir_holy2008-06-15

今年のNBAファイナルは
待ちに待っていた組み合わせ。


もう夢のようで、勝敗よりも
レイカーズセルティックスによる
ファイナルでの対決が
21年振りに実現したこと自体に
感謝しています。


ロサンゼルス・レイカーズ
ボストン・セルティックス


黄色と緑色のユニフォームが
コートの中を走り回る姿の
なんて美しいことでしょう。


レイカーズ
ホームゲームでも白ジャージを着ないので
(最近はたまに白も着るようになったが)
この黄・緑対決が見ることができる。


80年代、NBAでは、この2チームによる
頂上決戦、ガチンコ勝負が
毎年のように行われていました。


マジック・ジョンソン対ラリー・バード

カリーム・アブドゥル=ジャバーが
大好きだったし
ジョンソンを中心とした速攻は
まさに「ショータイム」でした。


その昔は
まるでレッドソックス
いつもヤンキースにやられていたのと同じように
レイカーズセルティックスにやられっぱなし。


私は、判官贔屓のほうなので
そんなレイカーズのほうを
応援し始めていました。


そして、ついに
セルティックスをファイナルで打ち破り
ワールドチャンピオンになる日が訪れました。
嬉しかった。


私は
熱狂的なボストン・レッドソックス・ファンであり
NFLペイトリオッツが一番好きですが
NBAは、そんな経緯もあり
今でもレイカーズを応援しています。


一時期、ロサンゼルスにハマって
年に3〜4回行っていたころがありました。


MLBでは野茂がドジャーズで活躍し
長谷川がエンゼルス(アナハイム)で
頑張っていました。


NBAでは
シャック・コービーの全盛期
レイカーズが王者に君臨していました。


ステープルズセンターで
レイカーズの勝利ゲームを観ることが
何よりも楽しみでした。
そしてゲーム後は
オリジナル・パンドリー・カフェで
ステーキを平らげる
それがお決まりのコース!


今年のファイナルは
現時点において3-1でセルティックスが
断然リードしています。


今年は、セルティックスに
勝たせてあげたい気持ちも正直あります。
なんていったって21年振り。
よくぞ、ここまで復活してくれたと!


セルティックスが
チャンピオンになれば
ボストンの街は大いに盛り上がるだろうし
レッドソックスにも
勢いがつくに違いありません。


今、願うことは、ただ一つだけ


第7戦まで
ぜひ、ゲームをやって欲しい
いいゲームを、できるだけ長く
見せてほしい。


古豪復活。
王朝VS王朝。


伝統あるチーム同士の対決ほど
ワクワクするものはありません。


それは
チームの伝統=ファンの情熱・愛情・怨念
のぶつかり合いだからなのでしょう。


レイカーズ、明日は、勝ってくれよ!


★ウディ・アレン ニューヨーク・ライヴ

dir_holy2008-06-08

2008年5月5日。ニューヨーク。


カーライル・ホテルの
CAFE CARLYLEで行われた
WOODY ALLEN &
THE EDDY DAVIS NEW ORLEANS JAZZ BANDの
ライヴに行ってきました。


すぐ目の前で
ジャズ・クラリネットに興じている
ウディ・アレンの姿は、
映画の中のイメージとはまったく違うものでした。


ワイルド・マン・ブルース

ワイルド・マン・ブルース

★ソニー・ロリンズ JAPAN TOUR 2008 東京国際フォーラム

公演後に貼り出されたセットリスト

感動的な夜になった。


ジャズ・ジャイアンツの最後のひとり
ソニー・ロリンズの来日公演。


前回の来日時に
「これが最後の日本」と
メッセージしていたので
(長年連れそってきた奥様が
亡くなられたことが大きかった)
ジャズ・ファンにとっては、まさに奇跡的な再来日になった。



77歳。



足元はおぼつかないし、背中もますます曲がってきていた。
しかし、巨人の奏でるテナー・サックスは
ソニー・ロリンズらしい“雄雄しい”サウンドそのものだった。


超満員の東京国際フォーラム
開演のアナウンス後の数分間
観客は、まさに、固唾を呑んでステージに注目していた。
興奮状態のピークなのに、しーんと静まりかえっている客席。
あんな緊張感とワクワク感が満ち満ちた瞬間は
なかなか味わえるものでない。


誰もが、ソニー・ロリンズ
目の前に姿を見せてくれるだけで
感激だった。


期待以上のパフォーマンスに
涙、涙だった。


St. Thomasでは
会場全体で手拍子が起きた。
ジャズのライヴで、こんなことは
他では考えられないことだ。


演奏後、
力強く拳を振り上げてガッツポーズをとる
ソニー・ロリンズ


深々と何度も頭を下げて
お辞儀をするソニー・ロリンズ
(感謝したいのは、こっちのほうです)


77歳。


あんなに
元気で、カッコよくて、かわいい
77歳になんて
私は絶対になれない。
それは(とても残念なことだけど)100%の現実。


素晴らしい。
本当に素晴らしい。


ジャズは、素敵だ。


★チープ・トリックat 武道館AGAIN!

dir_holy2008-04-27

「青春」。


いつの間にか、ほとんど使われなくなってしまった言葉。


日常会話はもちろん、文字としても、歌としても
目にすることはないし
ギャグとしてさえ使われなくなった言葉。


青い春
若く未熟で、しかしながら元気で力に溢れた年頃


ただ単に、言葉が使われなくなっただけでなく
元気のない今の時代には
「青春」という概念さえ、時代に、
そぐわないのかもしれません。


そんな、かつての「青春」には
「甘酸っぱい」というキーワードがセットのように
使われていました。


そう、
青春は、甘酸っぱいもの、だった。


甘くもなく、酸っぱくもなく
甘酸っぱい。


そんな「甘酸っぱさ」を、
今でも思い起こしてくれるのが
チープ・トリックのハード・ポップな名曲の数々。


甘い罠
今夜は帰さない
サレンダー
・・・・


チープ・トリックのロックと一緒に
「青春の甘酸っぱさ」を
味わった世代にとっては、
彼らの曲は
一瞬にして、
ティーン・エイジャーの気持ちに戻してしまう
マジックをもっている。


そんなチープ・トリックが
30年前にリリースしたライヴアルバム「at武道館」は
日本の武道館を、世界の「BUDOKAN」へと一躍有名にしたことは
ロックが好きな人ならば誰もが知っていることです。


世界中のバンドが
日本の「BUDOKAN」を目指すようなになった
名盤中の名盤。


そして
その「at武道館」から30年経った今年4月
チープ・トリックは自らの30周年記念と
世界に先駆けて自分たちを応援してくれてきた
日本のファンのために
あの思い出の武道館で、再びライヴをやってくれました。


冷たい雨が降る中、日本武道館へ到着すると
そこには「Cheap Trick at 武道館 AGAIN !」
の大きなバナーが誇らしげに掲げてありました。


感無量


そして日本武道館の中は
まるで30年ぶりの同窓会のような様相でした。


開演前に
これも懐かしいフィルムコンサートが20分行われて
それに続いてチープ・トリックが登場
オープニングの「Hello There」から
アンコールラストまでの90分
武道館全体が
30年の年月を忘れさせるような
素晴らしい時間を過ごしました。


クイーンやボン・ジョヴィなど
世界に先駆けて日本で火がついたバンド、
日本のファンが育てたバンド、
というのが数多くあります。


しかし
本当に日本のファンを大切にしてくれているバンド、
日本のファンもそれをしっかりと感じられているバンド、
というのは、それほど多くはないと思う。


チープ・トリックは
もちろん、昔も今もファンと相思相愛の関係で
いつまでも青春の甘酸っぱさを思い出させてくれる
本当に貴重はバンドです。


10年後、次は「at 武道館」から40周年
きっとまた日本武道館に大集合できると思う!


コンプリートat武道館(Special Japanese Edition)(DVD付)

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★バックナーに涙しました・・・

dir_holy2008-04-13

2007年ワールドチャンピオン
我らがボストン・レッドソックス
ホーム開幕戦。


ビル・バックナーの始球式に
感動し、そして涙したネーションは
きっと数えきれないくらいに
数多くいたことでしょう。


私も、そうした中のひとりですが
さらに心を揺さぶられたのは
その後の試合中継の中で
ゲストとして登場したバックナーが
いろいろな質問に答えていた時の
あの何とも言えない
やさしく、穏やかな口調でした。
(スカパーで、かなり長く流れていた)。


バックナーの声を
とくによく知っているわけではなかったけど
あれこそ
これまでの困難やわだかまり
すべて洗い流した
ひとりの男の表情であり、声なんだ、
と思った。


20年という気の遠くなるような歳月の間
たった1つのエラーのために
自分自身はもちろん、その家族まで
ずっと責められ続けてきたのだから
本当に辛かったと思う。


20年・・・・


しかし、
2004年のあの劇的な世界一が
すべてを変えた。


86年間、耐えに耐え続けてきた
レッドソックス
レッドソックス・ファンも
そしてバックナーも。


私はこう思いたい。


20年という時間は
本当に長い長い時間だと思う。
しかし
レッドソックスが世界一になるために
86年かかったのと同様に
このバックナーの20年も
必要な時間だったのだと。


そして
そのために費やされた大切な時間以上のものを
レッドソックス
レッドソックス・ファンも
バックナーも手に入れたのだと。


バックナーが
グリーンモンスターの扉から姿を現して
スタンディング・オベーションの中
マウンドへ向かっている姿は
言葉にならないくらいに感動しました。


バックナーも泣いていたし
私も泣きました。


他のどのチームでもなく
自分が
レッドソックス・ファンのひとりであることを
心から嬉しく思った。
そして、2004年に世界一になることができて
本当に良かったと
改めて、その価値を実感しました。


2004年、
レッドソックスが世界一になった時に
ボストン各地にある墓地は
たくさんの花で埋め尽くされたという話を聞きました。
レッドソックス世界一の瞬間を目にすることなく
亡くなっていったおじいちゃんやおばあちゃんへ
勝利の報告に訪れた人たちが
どれだけ沢山いたことか・・・・・。


20年もの間
ボストンの地から足を遠のけていた
(そうせざるをえなかった)
バックナーが
始球式のマウンドに向かって歩いている時
フェンウェイ・パークのPA(場内アナウンス)からは


「おかえりなさい、バックナーさん。
そして、いつでも、ここへ来てくださいね」


という、何よりも
心温まるメッセージが流れていたのが
いつまでも耳から離れません。


老若男女問わず、国籍問わず、
多くの人の思いがあって、
レッドソックスというチームは
戦い続けている。


だから
明日は勝ってくれよ!
(くたばれヤンキース!!)