★宮部みゆき「楽園」

ワタシが最も
贅沢な時間の過ごし方と思うのが
本を読んでいる時です。


それも
仕事とはまったく関係ない
好きな作家の本を読んでいる時。


仕事柄
いろいろなインプットが常に必要なので
月に20冊は本を読むことにしていますが
そのほとんどは
仕事に役立てることを目的としたものに
ならざるを得ません。



だから
仕事とは関係なく
純粋に、好きで、読みたくて買った本が
読む時間がないままに増えていきます。



今日、
久々にゆっくりと時間をつくれたので
思い切って「本を読む日」にしました。


本当に好きな作家の本を
じっくりと楽しみたいと思った時には
ワタシは必ず渋谷の
行きつけの老舗珈琲店に行きます。



そしていつも
キリマンジャロ・コーヒーと
紅茶のシフォンケーキをオーダーします。



この時ばかりは
いつもは吸わないタバコも解禁。
こちらも必ずキャメルと決めています。


さぁ、準備OK。



BGMはクラシック。


今日、読むのは
待ちに待っていた
宮部みゆきの「楽園」上・下巻



宮部みゆきさんの
せっかくの最新刊を購入して
もう3か月も経ってしまいました・・・

この間
ストーリーや結末を
見聞きしないようにするのが
ホント大変でした。



本当は
じっくりと味わいながら読みたい
ところですが
我慢できなくて
どんどん読んでしまうのと
日頃の読書量で
とにかく読むのが早いため
上下巻もあっという間に読んでしまいました。



この「楽園」は
宮部みゆきの代表作である「模倣犯」の
続編的な要素があるということだったので
とても期待して読みましたが
(期待どおりに)なかなかのものでした。



※山荘の絵の件が、謎のまま終わってしまったのは
 次回作への布石、それとも、うっかり?


読後の
なんとも心地よい疲れが残りました。



長居したお詫びを
マスターに言ってから
外に出るともう夕方。



こんな贅沢な時間を
次はいつ作れるのかなぁ・・・・。



楽園 上

楽園 上

楽園 下

楽園 下