★F1温故知新とホンダ・ニューマシン


ミハエル・シューマッハが引退して
F1はまさに新旧交代・新時代に突入したらしい


今でもF1は好きであるが
一時の熱はすっかり冷めてしまっている
当時のF1ブームに乗ったと言えばそれまでであるが
中島悟というサムライ・パイロットがF1にチャレンジし
不世出の天才ドライバー、
アイルトン・セナアラン・プロスト
ガチンコ勝負していたあの時代のF1は
まさにF1黄金期であったと思う
史上最強マシン、ウィリアムズのFW14など
マシンもスゴかったが
何といってもドライバーにタレント・キャラクターが
勢揃いしていた


ネルソン・ピケ
ナイジェル・マンセル
リカルド・パトレーゼ
ミケーレ・アルボレート
アンドレア・デ・チェザリス
・・・・
なかでも
私が一番応援していたのが
ゲルハルト・ベルガーだった


そんなF1パイロットを見たさに
初めてF1GPを生で観たのが
88年の鈴鹿日本グランプリだったが
鈴鹿サーキットに到着して
中に入る前に
早くもF1マシンの爆音が聞こえて
フェラーリの一段と高いエンジン音が聞こえた瞬間の
あの興奮は一生忘れることはない


その後も毎年
20人くらいでグループになって鈴鹿まで
見に行っていたが
それが高じて
私は
スペインGP(カタルーニャ)
ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)
まで見に行ってしまったほどだった
今から思うと
よく行ったなぁ、と思うが
我慢して、後でなんていっていたら
実現なんてなかなかしないので
正解だったと思う


先週、今シーズン開幕戦のオーストラリアGPを
テレビで少し見た(10周くらいまで)


何を見たかったというと
残念ながら
フェルナンド・アロンソでもジェンソン・バトンでも
佐藤琢磨でもなく
ホンダのニューマシン
正確に言うとアース・カラーと呼ばれる
新しいカラーリングを見たかったからだ


最初に発表された時には
かなりのインパクトがあったが
実際のマシンにおける印象は
それほどでもない気がした


それでも
世界に先駆けで
日本のマシンがこんなことを発信するのは
さすがホンダという感じで
素晴らしいと思う


その評価は賛否両論で
かなり批判もあるようだが
私は大いに支持したい