★カート・シリングから松坂大輔へ

dir_holy2007-02-25

ついに我らが
ボストン・レッドソックス
ニュー・シーズンが始動した。



そして
松坂大輔にとっても
まさに新たなスタートであり、
REDSOX NATIONにとっても
久々に期待が大いに膨らむ
シーズンが始まる。



熱狂的なレッドソックス・ファンの
ファン心理を絶妙に描いた
ロマンティックコメディ映画
「FEVER PITCH(邦題「2番目のキス」)」の主人公のように、
レッドソックス・ファンは、
今の時期は、とにかくワクワク感で一杯である。



何はともあれ、
フェンウェイ・パークでの
ホームゲームチケットの確保に走り、
2003年シーズンのDVD(「Cowboy Up!」や
「STILL,WE BELIEVE BOSTON REDSOX MOVIE」)や
2004年シーズンのあのプレイオフゲームの映像を
何度も繰り返し見て
気持ちをどんどん加速度的に高めている。



レッドソックス・ファンにとっては
あの栄光の2004年シーズンの感動と余韻が
あまりに大きかったため、
その後の数シーズンは、以前のような勝ちへの
貪欲なこだわりが少し欠けていた気がする。
ヤンキース戦でさえ、ある意味、冷静に
プレー自体を楽しんでしまっているところがあった
(本来、それでいいのですが・・・・)。



しかし、
今シーズンは、松坂の入団によって、
再び、メラメラとした気合の入った
期待感と闘争心が頭をもたげてきている。
松坂が活躍してくれるのことは、
もうわかっていることだ。



問題は、どこまでやってくれるかということ。
2004年、血染めのソックスで、
まさに優勝請負の救世主となった
カート・シリングのような
「入団してくれて、本当にありがとう
ヤンキースに行かれなくてホントによかった)」と
レッドソックス・ファン全員が
心底思うような大活躍をどうしても期待してしまう。



フロリダ・キャンプの初日、
真っ赤なユニフォームに袖を通した松坂大輔
シリングやウェイクフィールドらと一緒に、
笑顔で会話しているシーンをテレビで見て、
「ホントに実現したんだなぁ」とあらためて実感し、
初日いきなり、ジェイソン・バリテックを相手に
49球のピッチングをした姿には
言葉にならないほど感動してしまった。



今、全米では松坂の投げるジャイロボールの話題が
とんでもないことになっているらしいが、
そんなことを聞くだけで、もうニヤニヤしてきてしまう。
ヤンキースをはじめとした
アメリカン・リーグ東部地区のバッターたちは、
ジャイロボールという正体不明の影に
どうぞ勝手に、どんどん脅えてください!



情報によると
松坂大輔のフェンウェイ・パーク初登板日は
当初の噂どおりに、
4月11日のマリナーズ戦になりそうで、
さらには、、レッドソックス
いきなり日本で開幕戦を行う、
そして、松坂が登板する、という噂も出ている。



どちらにしても
今シーズンは例年以上に
チケット争奪戦が激しくなるのは必至であり、
とくに、フェンウェイ・パークでの
ヤンキース戦は、宝くじくらいに
チケット確保は困難であるため、
私は、とり急ぎGW中の
ヤンキースタジアムヤンキース戦のチケットを獲った。
きっとヤンキースタジアムにも、たくさんのREDSOX NATION、
そして、たくさんの日本からのファンが駆けつけると思う。



アメリカ人たちを魅了しまくっているジャイロボールで
ぜひヤンキースを叩きのめして欲しい!
(松井だけは頑張って下さい)。