★クライマーズ・ハイ

すぐに読みたいと思って買った本が30冊以上溜まっている。


毎週2冊は読みきるノルマを自分に課していますが
それを上回る数の本を、ついつい購入してしまうので
結果として、減るどころか、どんどん増えてしまっています・・・・。


どうしても
仕事に必要な専門書や新書が優先されてしまうため
純粋な楽しみとしての読書の時間は一番の贅沢に思えます。


毎年、クリスマスの頃になるとパトリシア・コーンウェルの新作が出るので
とても楽しみにしているのですが
昨年は、残念ながら出版されることなく終わってしまいました。
その代わりと言っては何ですが、正月休みにじっくりと味わって読むことができたのが
信長の棺」と「クライマーズ・ハイ」でした。


どちらもベストセラーなので読んだ人も多いと思いますが
私もすぐに購入したものの、どうしても先に読まなければならない本や
読みたい本がたくさんあり、結局そのままになっていました。


信長の棺」もなかなか面白かったですが
クライマーズ・ハイ」は、
まさに時間を忘れて引き込まれるくらいに一気に読んでしまいました。


登山の魅力と危険、父と子、新聞報道の本質と裏側、会社組織、派閥争い・・・・。
私も〆切に追われる仕事をしているので、感情移入できる部分も多々あり
ここ数年の中でベストと言える1冊となりました。